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ビジネス上手には口下手が多い

ビジネスマンは饒舌なイメージがあったという人は多いと思います。
ではなぜ「ビジネス上手は口下手」なのでしょうか?
「顧客の声に耳を傾けるのが上手い」からです。
意識していなかった人も、これから意識していくことでコミュ障の特性をビジネスに最大に発揮することができるようになるでしょう。
顧客の9割以上が、ビジネスマンの話を聞きたいわけではなく、「自分の話を聞いてほしい」と思っています。
よって饒舌に話されたら顧客は萎えてしまいます。
しかし相槌を打ちながら話を聞けば良いわけではありません。
ここで必要になるのは「質問力」です。

その質問力さえ身に付ければ、口下手でも簡単に相手の心を動かせるということです。
私は昔からずっと口数少ない方で、今までずっとコミュ障を患ってました。
そんな私が言うんです。間違いありません。
ビジネスでもプライベートにも転用できるスキルになると断言できます。
そしてこれは、コミュ障を克服するわけではなく、コミュ障を利用して相手をコントロールしようとするスキルです。
更にこのスキルを使って顧客に感謝されてしまうという魔法のようなスキルですので身につけておいて損はないでしょう。
コミュ障を演出する
コミュ障も使い方次第で、相手を信頼させる大きな武器になります。
常にコミュ障のフリをするということです。
安心してください。コミュ障のみなさんはフリをする必要はありません。笑
相手の懐に入り込むのにコミュ障は都合の良いスキルということです。
なぜかというと、顧客との商談に失敗する原因の大半は余計な一言にあるからです。
多くのセールスマンが売れない一番の原因は、会話の蛇足にあると言われています。
反対にトップセールスマンの商談は、余計な話はしません。
求められた時のみ、自分の話をする程度です。
シンプルですがこれが口下手トップセールスマンの売れる秘密です。
口下手な人間がビジネスにおいても信頼を得やすい理由とは?
そもそも口下手には2パターンあります。
1.話が苦手→話さないのでOK!
何度も言いますが、顧客はあなたの話を求めていません。自分の悩み相談をしたいのです。
例えば将来のお金の心配をしている人は「将来の貯蓄はどうしようかな?」と悩んでいる。
そこで「副業を始めたほうがいい!」などペラペラと必要もない話を説明をされる方が、非常に迷惑でしょう。
自分が1つしか商品を持ってない場合、売りたいものを「欲しい」と言わせる技術もありますが、内容が膨大になるのでここでは置いておきます。
欲しいと言わせたその後は同じように話を聞いてあげれば良いんです。

つまり口下手なおかげで、お客様から悩みを打ち明けてもらえるキッカケがあります。だからこそ”顧客の目的”が理解出来る。
あとはその悩みを解決する商品を勧めるだけ。間違っても饒舌に話す必要はありません。
2.思いを伝えられない→そもそも伝えなくて良い!
思いは伝えない。要望を聞く。
絶対に想いを先に伝えてはいけません。
先に質問をして、悩みを聞き出すのが先決です。
「あなたが思いを込めて伝えることより、お客様が”一体何を求めて商品の購入を検討”しているか」を聞くのが一番重要なのだ。
つまり口下手な要素を持っていた方が、自分の話したい欲を抑える必要もなく、質問さえすればよいので「ビジネス向き」です。信頼構築できて制約確率が高いということになります。
まとめ