マーケティングとは?
新商品の企画を作成したり、顧客のリサーチをしたり、プロモーションをすることなどを思い浮かべる人もいるかもしれません。
それもマーケティング活動の一部ですが、近年のマーケティングの定義では、もっと広い概念となっています。
消費者の購買行動のプロセスを、5段階で考えています。
「問題認知」
「情報探索」
「代替品評価」
「購買決定」
「購買後の行動」
この中で1番大事な
『購買後の行動』
について説明していきたいと思います。
消費者は購入する前に商品に対して期待を抱いていますが、その期待に合致すれば満足を得ます。
期待に合致しなかった場合には不満足となります。
こういった購買後の評価は、次の購買に影響します。
また、一般的に消費者は購入した後に「不満足感」や「買ってよかったのか」という不安感を感じることが多いと言われています。
このような状態を認知的不調和と呼びます。
人は認知的不調和が発生した場合は、それを解消させようとする傾向があります。
近年では、インターネットの普及により、購買後に情報を共有する動きが顕著になってきました。
例えば、食事をした飲食店についてのコメントをブログなどに載せ、それがクチコミとして、次の購入者の購買行動に大きく影響するような動きです。
このように近年では購買後の評価や行動が重要です。